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03月24日-09号

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  1. 所沢市議会 2022-03-24
    03月24日-09号


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    令和 4年  3月 定例会(第1回)  令和4年  第1回       埼玉県所沢市議会会議録第9号  定例会-----------------------------------議事日程(第9号)令和4年3月24日(木曜日) 午前10時0分 開議・午前10時53分 散会日程第1 議案第11号から議案第33号まで      常任委員長報告       健康福祉常任委員長 末吉美帆子議員       建設環境常任委員長 松本明信議員       総務経済常任委員長 亀山恭子議員       予算常任委員長   福原浩昭議員      質疑     -------------------------本日の出席議員  31名   1番   矢作いづみ議員      2番   天野 敦議員   4番   佐野允彦議員       5番   石原 昂議員   6番   城下師子議員       7番   小林澄子議員   8番   平井明美議員       9番   末吉美帆子議員  10番   長岡恵子議員      11番   大石健一議員  12番   入沢 豊議員      14番   植竹成年議員  15番   川辺浩直議員      16番   亀山恭子議員  17番   粕谷不二夫議員     18番   青木利幸議員  19番   島田一隆議員      20番   石本亮三議員  21番   荻野泰男議員      22番   杉田忠彦議員  23番   谷口雅典議員      24番   西沢一郎議員  25番   福原浩昭議員      26番   村上 浩議員  27番   中 毅志議員      28番   大舘隆行議員  29番   松本明信議員      30番   越阪部征衛議員  31番   浅野美恵子議員     32番   中村 太議員  33番   秋田 孝議員欠席議員      なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長  藤本正人  市長           中村俊明  副市長  佐々木 厚 危機管理監        川上一人  経営企画部長  青木千明  総務部長         林  誠  財務部長  市川博章  市民部長         前田広子  福祉部長  町田真治  こども未来部長      瀬能幸則  健康推進部長  並木和人  環境クリーン部長     鈴木明彦  産業経済部長  埜澤好美  街づくり計画部長     吉田直樹  街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事  肥沼宏至  建設部長         梅崎恭子  会計管理者  平田 仁  上下水道事業管理者    北田裕司  上下水道局長  鈴木哲也  市民医療センター事務部長 教育委員会  大岩幹夫  教育長          千葉裕之  教育総務部長  江原勝美  学校教育部長午前10時0分開議 出席議員    31名     1番    2番    4番    5番    6番    7番     8番    9番   10番   11番   12番   14番    15番   16番   17番   18番   19番   20番    21番   22番   23番   24番   25番   26番    27番   28番   29番   30番   31番   32番    33番 欠席議員     なし地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長       副市長      危機管理監    経営企画部長 総務部長     財務部長     市民部長     福祉部長 こども未来部長  健康推進部長   環境クリーン部長 産業経済部長 街づくり計画部長 街づくり計画部所沢西口まちづくり担当理事 建設部長     会計管理者    上下水道事業管理者 上下水道局長   市民医療センター事務部長 教育長      教育総務部長   学校教育部長 △開議の宣告 ○大舘隆行議長 おはようございます。 出席議員数が定足数に達しておりますので、議会は成立しています。 これより、本日の会議を開きます。  ----------------------------- △日程第1 議案第11号から議案第33号まで △常任委員長報告健康福祉常任委員長報告 ○大舘隆行議長 初めに、日程第1、議案第11号から議案第33号までを一括議題とします。 関係委員会における審査の経過と結果について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、健康福祉常任委員長 末吉美帆子議員     〔9番(末吉美帆子議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆9番(末吉美帆子議員) 健康福祉常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る3月10日、付託されました議案2件の審査を行いました。 議案第23号及び議案第24号については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)  -----------------------------建設環境常任委員長報告 ○大舘隆行議長 次に、建設環境常任委員長 松本明信議員     〔29番(松本明信議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆29番(松本明信議員) おはようございます。 建設環境常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る3月10日、付託されました議案8件の審査を行いました。 議案第22号、議案第25号及び議案第28号については、全会一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 議案第29号から議案第33号までについては、全会一致、可決すべきものと決しました。 なお、議案第31号及び議案第33号については、審査に先立ち、執行部の御協力の下、現地調査を行いました。 以上で、報告を終わります。ありがとうございました。(拍手する人あり)  -----------------------------総務経済常任委員長報告 ○大舘隆行議長 次に、総務経済常任委員長 亀山恭子議員     〔16番(亀山恭子議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆16番(亀山恭子議員) おはようございます。 総務経済常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る3月10日、付託されました議案3件の審査を行いました。 議案第21号、議案第26号及び議案第27号については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。(拍手する人あり)  -----------------------------予算常任委員長報告 ○大舘隆行議長 次に、予算常任委員長 福原浩昭議員     〔25番(福原浩昭議員)登壇〕(拍手する人あり) ◆25番(福原浩昭議員) 予算常任委員長報告を申し上げます。 当委員会は、去る3月11日、14日、15日及び16日の4日間、全員協議会室において、委員全員出席の下、説明員として関係職員の出席を求め、付託されました議案10件の審査を行いましたので、その概要と結果について御報告いたします。 なお、議会運営に関する申し合わせ事項に基づき、賛否に関わるものを中心に、また、委員会の会議録については公開であることを踏まえ、主立ったものを簡潔に御報告いたします。 初めに、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」について、質疑を求めたところ、ICT支援員導入事業の検証についての質疑に対し、ICT支援員を入れたことによる教職員のICT活用能力の向上についての効果の検証は、紙面調査を行ったり教育委員会の職員が学校に出向いたりして活用の状況の確認をしていくとの答弁でした。 第3次所沢市教育振興基本計画策定事業に関し、審議会委員についての質疑に対し、学校教育関係社会教育関係など各種の専門の方々と一般公募で2名募集をかけ、15名を予定しているとの答弁でした。 トイレ改修2系統目や屋内体育館の床の張替えなどの計画についての質疑に対し、今後も進めるべき事業であるが、来年度以降については、市の財政状況、また教育委員会が考えている事業の優先度を勘案して進めたいとの答弁でした。 中学校校舎内部改修(木質化)事業における効果の科学的根拠と学校の長寿命化複合化計画の変更についての質疑に対し、中央中学校において木質化を実施した際に行った生徒や教職員、そして父兄、保護者に対するアンケート結果と国などによる効果を改めて確認でき、学校の長寿命化複合化計画の変更はない。校舎内部改修の際に、埼玉県や所沢市において木材利用促進に関する指針に基づき事業を展開するとの答弁でした。 まちづくりセンター費のうち公民館の運営事業については、現状はまちづくりセンターで企画運営し予算要望もしているが、規約の中では教育委員会補助執行との現状認識でよいのか。また、予算についてとの質疑に対し、当初から10年余り教育費の中に盛り込んできた経緯があり、財布が2つあるような状況を分かりやすく1つにまとめた。所沢市教育委員会の権限に属する事務の補助執行に関する規則に基づき遂行しているとの答弁でした。 中核市市長会負担金に関する中核市への移行や保健所設置情報収集についての質疑に対し、具体的な検討についてはコロナの終息後になるが、まずは保健所の検討から始めて、その後に、保健所を設置するというような判断がされましたら中核市についても検討していく。関係する所属において、できる限りの情報収集は進めていくとの答弁でした。 客引きパトロール等警備業務委託料について、前年度と比べて増額となっているが、入札方法など選定業者の対応の考え方についての質疑に対し、入札に当たっても、やはりいい業者にやっていただけるような方法で進めているとの答弁でした。 また、新所沢駅東口への検討・議論についての質疑については、新型コロナウイルス感染症の蔓延により地域での協議が整っておらず、委託検討はしていないとの答弁でした。 債務負担行為保育園調理業務委託料に関し、調理員の1人が濃厚接触で出られなくなった場合などの食事提供確保についての質疑に対し、調理員の中に濃厚接触等になって出勤できないような職員が出た場合には、栄養士等の応援を入れながら給食の提供をしていく体制としている。委託業者については、欠員時の代替職員の確保について仕様書等でも記載をしており、各社本社からの応援派遣等で対応できる体制を整えているとの答弁でした。 一般廃棄物減量化方策支援業務委託料に関して、審議会の審議予定についての質疑に対し、令和4年度は一般廃棄物処理基本計画の改定に向けた課題の整理を中心に行う。次年度は事業系ごみ処理手数料の見直しや食品ロス削減推進計画の策定などを議論するとの答弁でした。 また、ごみ有料化に関する考え方についての質疑に対し、有料化というのはごみ減量とか資源化の施策の1つだと捉えており、有料化を目的にする考えはないとの答弁でした。 収集管理事務所人材派遣委託料について、事業者での人件費の合意がない場合の計画についての質疑に対し、次の予算編成までに他事業者へのヒアリングで方向性を決めるとの答弁でした。 ウクライナ情勢からみても、非常に燃料費とかいろいろな物価の高騰とかが想定される。令和4年度についても、それぞれの固定費、変動費も含めて予想を上回るような状況も発生する場合もあり得るという理解でよいかとの質疑に対し、燃料費については、原油高が続けば運営費に係る固定費に係る燃料費、変動費に係る燃料費が契約当初の見込額よりも増える可能性があるとの答弁でした。 立地適正化計画策定事業における誘導の手法と調整区域に対する配慮についての質疑に対し、立地適正化計画の制度では規制強化されないが、他市の事例等を参考に調整区域土地利用についても考えていくとの答弁でした。 中心市街地整備費の所沢駅西口地区まちづくり事業の進め方についての質疑に対し、まちづくり連絡協議会の様々な御意見をしっかり踏まえ、市民の方々からも協議会での内容について御意見を聞き、それを協議会の協議の中に返すことを繰り返しながら方向性を見つけ、地域公共交通計画とも連動させていくとの答弁でした。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、小林委員日本共産党所沢市議団を代表して、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」に反対の立場で意見を申し上げます。反対する項目は、債務負担行為保育園給食調理業務委託料まちづくりセンター費のうち公民館社会教育事業に係る予算、一般廃棄物減量化方策支援業務委託料東部クリーンセンター費長期包括運営業務委託料東部クリーンセンター人材派遣委託料西部クリーンセンター費長期包括運営業務委託料収集管理事務所人材派遣委託料です。なお、詳細については討論で述べさせていただきます。次に、反対ではありませんが意見を申し上げます。庁舎空調給水設備改修設計業務委託料についてですが、8階食堂を廃止するとのことですが、今後、市民や職員、市内飲食業者などが利活用できるよう検討すること、中核市市長会負担金の質疑では、まずは保健所の検討、その後、中核市の検討を進めるとしております。コロナ禍の収束後ではなく、保健所設置に向け迅速に取り組むよう求めます。配偶者暴力相談支援センターには、相談者に配慮したきめ細やかな対応と関係機関との連携を強く求めます。期日前投票所には、請願の趣旨を踏まえ増設を強く求めます。第6次所沢市障害者支援計画策定事業は、障害者の実態に即した支援の拡充を求めます。日中一時支援事業補助金については、通所等や送迎加算も対象にすること。第9期所沢市高齢者福祉計画介護保険事業計画策定事業ニーズ調査では、市独自の項目として、聞こえフレイルを追加すること。児童クラブ施設整備事業では、保留児解消に向け、民設民営による増設も併せて実施すること。医療的ケア児支援法の趣旨を踏まえて、通学支援に早急に取り組むこと。公立保育園の保育士の処遇改善を実施すること。3歳児健診の屈折検査については、2011年度に当市議団として提案しております。検査実施に向けた十分な周知を求めます。産業振興ビジョン改定支援業務委託料では、本ビジョンの根拠となる産業振興条例の制定を議会でも提案しており、委員会にも諮ること。三ケ島工業団地土地区画整理については、地権者に制度や事業内容を丁寧に説明し、きめ細やかな対応を求めます。所沢駅西口ロータリーについては、市民への説明責任と合意形成をしっかりしていくことを求めます。ICT支援員については、全ての学校に配置するよう求めます。要保護及び準要保護児童費は、コロナ禍の中で制度の周知徹底と丁寧な対応を求めます。歴史的建造物整備活用事業は、当市議団としても約20年前から歴史的建造物を生かしたまちづくりを提案してきました。新年度は整備活用基本方針策定予定であり期待しています。以上、意見といたします。 中委員、市民クラブ未来を代表しまして、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」に賛成の立場から意見を申し上げます。予算総額が1,103億3,000万円、前年度比にしますと29億3,000万円の増加。主な歳入では、構成比の47.6%の市税が約525億円で、対前年度比6億9,000万円、約1.3%の増額、また、歳出の特徴としては、例年同様に民生費が約534億円で、対前年度比18億1,000万円の増加、増加率としては3.5%となっており、一般会計予算の構成比で48.5%を占めております。市税とほぼ同額の状況が続いている状況であります。この民生費の多額の予算を計上することにより、義務的経費の増大、市債の増発、また、所沢市土地開発公社に委託して取得する公共用地購入による翌年度の払戻しなど、後年度への負担を招くものが計上され続けると、将来的に財政の硬直化を招き、経常収支比率高止まりの中、今後の予算編成財政運営に大きな影響を及ぼすこととなり危惧されております。予算を審査する中で、事業費等については、予算編成方針や第6次総合計画に沿っておおむね正しく予算計上されていると思われます。今後の人口減少により、都市間競争が課題になる中、ところざわサクラタウンのオープンに続いて、現在は所沢駅周辺のにぎわいの創出による大規模開発などが予算の中にも組み込まれ、人を呼び込むまちへと進化を続ける所沢市として、将来に向けての明るさを感じられ評価をするものであります。併せて、次の開発ステップに期待をしております。また、歳出の個別事業予算を見ますと、児童クラブ施設整備事業、第2一般廃棄物最終処分場整備事業企業誘致活動推進事業土地利用転換推進事業などが盛り込まれており、特に、職員の意識向上の表れと期待をされる持続可能なマチづくり調査研究事業、これは複数の部が積極的に連携をして行う事業として評価をしております。今後の所沢の未来のまちを描き、つくり出していく、その陣頭指揮を執るのは街づくり計画部だと言われる、そんな事業の第一歩になることを大いに期待しております。また、立地適正化計画策定事業においては、市街化区域と市街化調整区域を分けた第二の線引きとならないよう、10年20年後に市街化調整区域に悪影響が出ない配慮と工夫をしていただきたい。しかしながら、その他の事業予算には、目的と効果が十分説明し切れない事業や、予算根拠が不明確、また、根拠がなくなってしまうのではと思われる事業も見受けられ、執行には十分留意していただきたいと思います。最後に、行政経営の視点に立って、改革の継続と総合計画の実現に向けた計画行政のさらなる推進と併せ、引き続き、財源確保と負担の公平性の観点から市税や使用料等の徴収率の向上に努められることを、また、今後の予算編成に当たっては、市民の貴重な税金を使っていくわけですので、目的と効果を明確にしバランスのとれた予算となるよう期待をして賛成の意見といたします。 石本委員、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」について、立憲民主党・無所属の会を代表して意見を申し上げます。当初予算ベースで比較すると、今から20年前の平成14年度の一般会計の当初予算額は約819億円、そのうち民生費は約220億円、市税は約497億円でした。10年前の平成24年度の一般会計の当初予算総額は約878億円、そのうち民生費は約392億円、市税は約500億円でした。そして、時は流れ、時代は平成から令和に変わり、新年度の一般会計の当初予算総額は約1,103億円、そのうち民生費は約535億円、市税は約525億円と、この20年間で市税の額はほぼ横ばいなのに対し、民生費は約2.5倍となり、市税の額を上回るようになりました。一般会計の総額の増加分は、ほぼ民生費の分と言っても過言ではありません。予算編成に大変御苦労されたと思います。まずはお疲れさまでした。しかし、会派として以下の事業について、大変恐縮でございますが意見を付させていただきます。中核市市長会負担金について、僅か5か月前に開催された決算特別委員会で、担当の経営企画課長が現在のところ中核市への移行というのは所沢市として考えてございませんと答弁されていました。しかし、今回の質疑では答弁のニュアンスに変化があったことを感じました。保健所についてゼロベースでの再検証をするわけですから、今後の再検証の結果に期待します。まちづくりセンター費について、平成23年にまちづくりセンターがスタートして11年の歳月を経て、予算面について教育委員会所管部分から市民部に移行したことは大変評価いたします。市川市民部長にあっぱれと評価したいところですが、10年以上の歳月を経た部分を減点し、準あっぱれと評価いたします。今後は、質疑を通して危惧された公民館事業予算確保をよろしくお願いします。そして、今回のことをきっかけに、次はスポーツ関連の所管の事業と予算も教育委員会から市民部に移行するよう取り組んでください。選挙管理委員会の予算について、講師謝礼で支払う講師に今まで期日前投票所について述べる講師を招いていないことには驚きました。投票率向上と期日前投票所の関連は本当にないのでしょうか。かつて竹内選挙管理委員会委員長は、期日前投票所について、費用対効果を理由に増設しない方針としていました。今までそうした方針について選挙管理委員会は投票率と期日前投票所の増設の目安などを検討してきたのでしょうか。7月の参議院議員選挙において、生涯学習推進センターを期日前投票所にするとのことですが、その費用対効果についても注視していきたいと思います。一般廃棄物減量化方策推進事業について、令和2年度の所沢市廃棄物減量等推進審議会ごみ有料化制度の導入が諮問されました。そもそもごみ処理には市民1人当たり3万円の経費がかかっているので、ごみ有料化と聞くと、まるで今までの市民の負担がゼロだったと勘違いする方が少なくないと思われます。まず、指定袋化など呼び方を改めてください。指定袋化となれば、市民のごみ捨てに対する認識やスタイルが大きく変化することは言うまでもありません。今後は、指定袋化を実施している自治体で取り組まれている戸別収集、そして、小さなお子さんがいる家庭が出す紙おむつや残飯をはじめ、そうした家庭への逆進性など、市民への影響をきちんと検証してください。地域循環乗合ワゴンところワゴン実証運行事業について、担当課の取組には頭が下がる思いですが、その努力が残念ながらところワゴンが走る地域住民の多くにまだまだ伝わっていないと思われます。ところバス同様、ところワゴンも、同じ行政区でも運行される地域の方とそうでない方とでは関心や認識に大きな隔たりがあります。また、地図上だけでバス停の位置を説明して了解を得ても、その後、意見が出されることも予想されます。そして、驚くことに議員の家の近くにはバス停ができるものと勘違いしている方もいます。我々議員にとって大変風評被害になります。お手数だと思いますが、地域住民への試乗会などの実施を含め、十分かつ、より丁寧な説明をお願いいたします。持続可能なマチづくり調査研究事業パブリック空間創出利活用推進事業、所沢駅西口地区まちづくり事業について、これらの事業はウォーカブルシティを推進したいという執行部側の思惑がかいま見られる事業です。所沢駅西口では大型商業施設が開業し、大勢の来客が予想され、人や車の流入が予想されます。その一方で、スーパーブロックなど車両の流入制限は、ヨーロッパの旧市街地には適合するかもしれませんが、果たして本市において当てはまるのか疑問です。人中心のまちづくりには賛成ですが、車を排除するのではなく、上手に流す方策、また、地域住民に不便が及ばないよう、十分合意形成することを求めます。自転車レーン整備事業について、今回はカルチャーパーク通りを整備するようですが、今後は、自転車ネットワーク計画を計画することも想定されると思います。自転車レーンは、やはり自動車が自転車レーンを走っている自転車の脇を通過する際にとても危ないと思いますので、例えば都市計画道路など新たな整備される道路などには自転車レーンではなく自転車道を整備していただくことをお願いいたします。ICT支援員導入事業について、議場ではこの項目について、オンラインのオの字もない、校長先生次第、登校選択制を求める厳しい質疑をされる議員もいました。そもそもGIGAスクールサポーターは、導入したときより2名減となっています。GIGAスクールサポーターは国から補助金が半分出ていますが、今回は国からの補助が全くありません。ICT推進リーダーとなる教員が令和4年度内に育成され、校内で学び合い、高め合う体制の構築は大変すばらしいことと思いますが、新年度以降もICT支援員が配置されたほうが先生方も安心なのではないかなと思います。市のみの負担では来年度以降も継続して予算がつくか厳しい面もあると思いますので、来年度以降もICT支援員を配置できるよう、国や県などにも補助金を要望していただくことをお願いいたします。中学校校舎内部改修(木質化)事業について、長寿命化計画と木質化事業の相関性について、いま一つ、いや、いま二つ以上理解に苦しむ部分もあります。木質化をした場合20年は使用したいとした上で、その間、学校施設と公共施設の複合化をしない学校を選んだ旨の答弁がありましたが、そうであれば、どの学校を複合化するのかを明らかにする必要があるのではないでしょうか。今後、学校施設の複合化、さらには統廃合も含め議論が必要と考えます。また、今回は中学校に限った事業であることも分かりました。しかし、小学校や保育園や放課後児童クラブなどにも、この無限大の効果がある木質化事業は有効ではないでしょうか。今回の質疑のやり取りでは、無限大の効果から一定の効果に効果の程度が下がりました。その一定の効果の1つとして思春期の安定性も挙げていましたが、合理的、科学的、学術的にどの程度効果があるのかは未知の部分もあるのではないでしょうか。今後は、さらに事業内容をより精査し、計画的な事業計画を求めます。結びに、令和4年度の所沢市職員の御奮闘を期待して、賛成の意見といたします。 浅野委員、至誠自民クラブを代表しまして、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」について、賛成の立場から意見を申し上げます。新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せない中、令和4年度予算の歳入が心配でした。コロナ禍の影響で職場環境が悪くなり、令和3年度の市民の方々の年収が減少したら、当然翌年の市民税収入も減少しますので、市民生活を守る市政運営予算の編成も厳しいのではないかと心配していましたが、個人市民税、法人市民税ともに前年と比較して微増していました。市民税が歳入の47.6%を占める予算編成でした。新型コロナウイルス感染拡大という未曾有のアクシデントに見舞われながらも、市民の方々が仕事に生活に頑張られたあかしであると思い、改めて、大切に使わなくてはと認識いたしました。歳入が確保されたことで、引き続き、市民サービスを低下させない予算編成であると判断いたします。特に歳出の48.5%を占める民生費も組むことができて、市民の方々の生活を引き続き守ることができると思います。特に、市が所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例を施行したことで、障害者の方々を支援する事業が増えていますし、今まで利用しなかった方も申請するようになり、弱い立場の方々が、当然の権利として事業を利用することを令和4年度予算でも保障していることは評価いたします。その視点で議会費を見ると、市議会のインターネット中継委託料のうち、音声をリアルタイムに字幕にする機能を導入する予算が提出されました。これは議会報告会に参加した障害者の方の要望でした。この事業が実現してよかったです。条例が制定されて、弱い立場の方が要望しやすくなったと考えます。さて次に、実施する上で配慮してほしい事業を幾つか意見として述べます。市庁舎施設整備事業の1億2,760万円です。これは空調・給水設備などを今後40年間は庁舎をもたせるためにどのような改修が必要かの設計等の予算です。国交省の決めた見積表に当てはまる積算とのことですが、公共施設については民間の価格よりもかなり割高な費用設定をするとも聞きます。割高にならないように精査して実施してください。次に、ゼロカーボンシティを目指す事業が多くあり評価しますが、この中の低公害車導入事業ですが、電動アシスト自転車を5台購入することになっています。議場で中村議員が質疑したように、近くのミューズに電動のシェアサイクル自転車がありますので、それを借りるなりして、庁舎は普通自転車がよいと考えます。次に、所沢駅の東と西をつなげるアンダーパスのふれあい通り線道路築造事業についてですが、当初、令和8年度に完成予定でしたが、令和10年度に変更されました。これ以上遅れないように、また、工事については近隣町内会などから要望が出ていますので、よく話し合って進めていただきたいと思います。次に、保育園の待機児童についてですが、所沢駅西口の再開発ビルに引っ越した家族から、保育園を8園書いて希望したが入れなかったと相談を受けました。これから北秋津・上安松土地区画整理事業でも世帯が増えます。どうも育児休業を終えて保育園に入園する1歳児クラスが不足しているように思います。所沢市を選んで引っ越してきた家族が困らないように、早急に対処していただきたいと思います。次に、第3次所沢市教育振興基本計画策定事業ですが、市が誘致した開智学園が東所沢に開校することが決まりました。開智学園はこれからの社会に必要な資質、能力、学力、スキルを育てますと特色を出しています。所沢市の教育に通じるところもあると思いますし、新しい視点も入ることは、これからの社会を生きる子供たちに必要なことと思います。ぜひ開智学園の関係者を委員に入れていただきたいと思います。次に、公立幼稚園ですが、私立幼稚園の保育料が無料になったことで、令和4年度に新しく入る年少の園児は3人、進級できる年長の園児は8人とのことでした。そこに園長先生を含め正規教諭が4人、会計年度任用職員を1名配置しているとのことでした。令和5年度の募集については答申を守っていただきたいと思います。公立幼稚園に係る予算を、日本一、子どもを大切にするマチ所沢にふさわしく、心のふれあい相談員を小学校に1校に1人配置するなどに回してほしいとの声を市民の多くの方々から私はいただいております。次に、所沢駅西口地区まちづくり事業ですが、駅と大型商業施設とを結ぶデッキの設計費と整備事業が出ています。1つはワルツを通るデッキ、1つは再開発ビルと大型商業施設を結ぶデッキだと思います。区画整理再開発事業に出ているものは市が負担してもいいですが、民間の施設と民間の施設を結ぶデッキについては、民間の企業の方からも負担ができるようによく話し合っていただきたいと思います。次に、防犯対策費のプロぺ通りの客引きパトロール等警備業務委託料が600万円増加したことを評価します。よりよい業者に委託してください。商工費の小規模事業者への支援や企業誘致活動推進事業など、市民が働く場所づくりですが、とても大切な事業だと思いますので着実に成就させていってください。最後に、県や社会福祉協議会と連携して、コロナ禍で生活困窮になった方々、休業せざるを得なくなった飲食店への補助、支援を引き続き実施することをお願いいたします。以上を申し上げて、賛成いたします。 西沢委員、公明党を代表して、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」に賛成の意見を申し上げます。所沢市は、かつて歳入の6割超を市税が占め、財政的な独立性が高い自治体の代表でした。しかし、少子高齢化の進捗により市税収入の伸びは抑えられ、民生費の増加が経常収支比率を95%前後で推移させる要因となり、財政の硬直化からもなかなか脱し切れていない状況です。コロナ禍の経済低迷の影響が市税収入にかなりの影響を与えることが懸念されましたが、固定資産税を中心に市税収入の増加が見込まれ、一般会計予算では昨年度より29億3,000万円増の1,103億3,000万円の規模となりました。公明党の施策とも通ずるゼロカーボンシティ、歩いて暮らせるまちづくりなどは高く評価をしていますし、これからも施策の基本に置いて進めていただくことを求めます。校舎内装の木質化は森林環境基金を活用し行いますが、国の補助金、交付金も活用できるように努力してください。また、今年度、こども支援課に設置される子ども家庭総合支援拠点は、最近増え続ける児童虐待に速やかに対応できる組織として期待しています。しかし、妊娠・出産期からの情報を把握している保健センター内の子育て世代包括支援センターと連携することが重要です。できるならば、2つの組織を統括できる体制の整備も御検討ください。最後に、西所沢駅西口改札口の開設についてですが、基本協定の締結に対する合意形成が急がれますが、一日も早い開設に向けて、市長のリーダーシップに期待するものです。以上を申し上げ、意見とします。 石原委員、自由民主党・無所属の会を代表して、議案第11号「令和4年度所沢市一般会計予算」に賛成の立場から意見を申し上げます。令和4年度予算案は、過去最大の一般会計予算となりました。引き続きのコロナ禍ではありますが、必要な市民サービスを維持、確保していくための予算と捉えています。着実な実行を期待するものであります。以下、各事業について意見を申し上げます。行政管理費、中核市市長会負担金につきまして、保健所機能をどうしていくかということを含め、将来につながる取組を期待いたします。男女共同参画費について、配偶者暴力相談支援センターとして取組が強化されることを評価いたします。地域住民の協力や警察と連携して、配偶者暴力を行うような存在、また、そのような犯罪を地域から撲滅していく取組を期待いたします。参議院議員選挙執行費について、期日前投票所の導入について検討が進んでいることを評価いたします。ぜひ恒久的な設置へと取組を進めていただくことを求めます。各まちづくりセンター運営費のうち教育費から移行される予算につきまして、教育費から総務費に予算を移管しても、これまでの事業が減るものではなく、公民館事業とコミュニティ推進事業が効果的に運営できると考えます。教育費のうち公民館費の一部をそれぞれのまちづくりセンター予算として総務費に計上することで、各センターごとの予算を具体化でき、効率的、計画的な執行を期待いたします。防犯対策費、客引きパトロール等警備業務委託料について、実行中のプロぺ通りの対策が向上することに期待するとともに、以前から要望のあった新所沢駅東口エリアをはじめ、ほかの商店街などへの取組拡大の検討も期待しています。清掃総務事務費、一般廃棄物減量化方策推進事業について、どうすればごみの有料化、ごみ処理について追加費用としての有料化をしなくて済むかということを考えるための減量化方策だと思っています。議論にもあったような指定袋有料化制度などは、小さい子育て世帯や在宅介護世帯への影響は多大なものが予想されます。追加の費用もやむなしという結論を避けるような、あらゆる減量化方策が推進されるように求めます。中心市街地整備費につきましては、今後も丁寧に市民の合意形成を図っていかれるとともに議会への説明を求めていくものであります。災害対策費について、ロシアによるウクライナ侵攻は断じて許すことができません。また、世界各国が自国の安全保障を改めて考え直しています。国民・市民の安全のために、所沢市としても武力攻撃事態に対処することを想定した国民保護訓練の実施の検討を要望いたします。教育費のうち中学校施設維持管理費の中学校校舎内部改修(木質化)事業について、この事業は、老朽化が進み、これまであまり手を加えられなかった校舎内部を改修するものであり、公共施設長寿命化計画とも整合性が取れたものであります。木材を多く活用した建物は、調湿効果や暖房化を持続できるために、小・中学校全てで実行することに期待したいですが、思春期のさなかにある中学生のストレス緩和や心理面、情緒面への効果が期待できることから中学校を優先していくものと理解をいたしました。中学生が効果を実感できるような整備を期待いたします。最後に、コロナ禍での社会経済、市民活動に影響が表れ、また、顕著となっています。新所沢パルコ撤退問題に見られるように、今後の市民生活への影響も懸念されています。ポストコロナと言われますが、コロナからの復興を見据え、市民が希望を持てるような明るい取組を市が積極的に各分野で取り組んでいただくことを期待いたしまして、賛成意見といたします。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第11号については、挙手多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号「令和4年度所沢市交通災害共済特別会計予算」、議案第13号「令和4年度所沢市所沢都市計画事業狭山ケ丘土地区画整理特別会計予算」、議案第14号「令和4年度所沢市所沢都市計画事業所沢駅西口土地区画整理特別会計予算」、議案第15号「令和4年度所沢市国民健康保険特別会計予算」については、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号「令和4年度所沢市介護保険特別会計予算」について、質疑を求めたところ、介護保険施設における負担限度額変更による市の軽減措置についての質疑に対し、特定入居者介護サービス費について、保険適用のサービスとなるので、これらを手厚くすることは保険料を上げることになる。全国一緒にやっていることから制度を変えることはできないとの答弁でした。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、城下委員、議案第16号「令和4年度所沢市介護保険特別会計予算」について、日本共産党所沢市議団を代表して、反対の立場で意見を申し上げます。詳細については討論で申し上げますので、今回の予算には介護保険施設における負担限度額の見直しがございまして、それによる影響も出ているということで反対をいたします。なお、反対ではありませんが、先ほど質疑の中で、介護保険訪問調査委託料については社会福祉協議会と医師会への単価の引上げがあったものの、市内の調査している居宅介護支援事業所については据置きということが分かりました。コロナ禍の中で大変大事な部分を担っている市内の居宅介護支援事業所に対しても、医師会、社協と同様に調査の委託単価の引上げを求めます。 石原委員、自由民主党・無所属の会を代表しまして、議案第16号「令和4年度所沢市介護保険特別会計予算」に賛成の立場から意見を申し上げます。詳細は討論で申し上げます。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第16号については、挙手多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号「令和4年度所沢市後期高齢者医療特別会計予算」について、質疑を求めたところ、所沢市の2割負担になる方の対象者数についての質疑に対し、1万4,014人を見込んでいるとの答弁でした。 以上で質疑を終結し、意見を求めたところ、城下委員、議案第17号「令和4年度所沢市後期高齢者医療特別会計予算」に反対の意見を申し上げます。今回の予算には保険料の引上げが提案されております。それが含まれる予算になっているということが1つと、それから、10月からの窓口負担2割に関わる予算も入っているということが理由です。詳細につきましては討論で述べます。 石原委員、自由民主党・無所属の会を代表しまして、議案第17号「令和4年度所沢市後期高齢者医療特別会計予算」について、賛成の立場から意見を申し上げます。令和4年度から団塊の世代が後期高齢者医療に加入するため、今後もさらに医療費の増加が見込まれまして、それに伴い現役世代の負担も上昇することが見込まれます。今回の一部負担金の2割負担創設に当たっては、世代間の負担の見直しを受けたもので、制度を維持するためにはやむを得ないと理解しています。保険料の改定に当たっても、被保険者数の増加に伴い療養給付費等は増加傾向にあります。後期高齢者医療の財源は5割が公費、4割が現役世代、残りの1割が後期高齢者の保険料で負担されています。負担率は現役世代の人口減少に伴えば当然引き上げられることになるため、増額はやむを得ないと考えています。引き続き、公平で適切な運営を図ることを求めて、賛成意見といたします。 以上で意見を終結し、採決の結果、議案第17号については、挙手多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号「令和4年度所沢市水道事業会計予算」、議案第19号「令和4年度所沢市下水道事業会計予算」、議案第20号「令和4年度所沢市病院事業会計予算」については、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、予算常任委員長報告を終わります。(拍手する人あり) ○大舘隆行議長 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。  ----------------------------- △質疑 ○大舘隆行議長 それでは、ただいまの各常任委員長の報告に対し、質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○大舘隆行議長 質疑なしと認めます。  ----------------------------- △次会の日程報告 ○大舘隆行議長 以上をもって、本日の日程は終わりました。 明25日は午前10時より本会議を開きます。  ----------------------------- △散会の宣告 ○大舘隆行議長 本日は、これにて散会します。 お疲れさまでした。午前10時53分散会  -----------------------------...